(12:42)椎原峠 (13:38)背振山山頂
(13:45~14:00)山頂下広場で昼食 (14:45)椎原峠
(15:21)登山口
背振山は、福岡県の西北部で佐賀県とを分ける背振山地の主峰で、配下に、金山、井原山、雷山、蛤山、九千部山などの名山を従えている。日本山岳会の日本三百名山に挙げられている名山で、登山者も多い。
我が家の窓からいつも眺めているのだが、山地の中央部にピョコンと突き出ていて、なかなか登頂意欲をそそる形である。 登山道も、今日のコースは、渓流に沿った自然林の中の道で、気持ちよく歩くことができる。
何よりも、売りは、生きた化石「メタセコイア」の密生林があることだろう。よく知らないけど、九州の山では他にはないのではないか。冬の今は、木々は葉を全て落として、そこらじゅうを薄茶色の絨毯にしていたけれど、新緑の頃この林の中を通るだけでも、なんだか生気をいっぱい与えられたような気分になる。 今日は、登山口からしばらくの分岐を右に、鬼ヶ鼻岩を経由して縦走路にでた。健脚コースとの表示があったが、鬼ヶ鼻岩直下の15分程度が急登なだけで、そんないきついコースではない。 鬼ヶ鼻岩から背振山頂までの縦走路は、ほとんどアップダウンがなく、ほんとうに気持ちよく歩くことができる。
この背振山の最大の欠点は、山頂まで伸びた車道があることである。山頂には、自衛隊のレーダー基地がでんと控えているためである。これが、山頂の景観をだいなしにしているし、車での登山者が多くいて興ざめになるのである。 わが国をしっかりと防衛している施設だから、仕方ないけれど。 それにしても、福岡県の山には、レーダー基地が多いなあ。
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