大雪が降るというので、九重に行こうと考えていたが、こちらではほとんど降らなかったし、昨夜頂き物のシャンペンを飲みすぎたのが効いて、寝坊したので、九重は延期した。
そこで、今年の登り納めは、いつもの三郡山と宝満山にした。
三郡山(さんぐんさん 935.9m)は、旧筑紫、粕屋、嘉穂の三郡にまたがるところから、そう名付けられたのであろう。三郡山地の中央部に聳える盟主である。やはりこの山頂にも、福岡空港の航空管制レーダーが置かれていて、山頂付近の景観を台無しにしているのはやむを得ないところか。
昭和の森の駐車場に車を停めて登る。粉雪が舞う寒い天気だ。登山口にはほとんど雪は見られなかったが、林道から沢沿いの道に入っていくとだんだんと積雪が見られるようになる。
今日のこのコースの目当ては「難所が滝」で、駐車場から1時間程度登れば、凍りついた滝がある。付近は、3センチほどの積雪で、足が滑りやすい。
今日の滝は、やっと今、凍り始めたというところであった。滝といっても、夏の間は、岸壁からチョロチョロと水が流れ落ちているというところであるが、寒波が来ると、流量が少ないからすぐに凍りつき、いつの間にか巨大な氷の滝ができるというわけである。
2月初めが一番の見ごろであろうか。その時期になると、毎年、地元の新聞にも報道される。
滝の凍り具合を確かめてから、さらに上のほうに登ると、宝満山と三郡山の縦走路に出る。縦走路は5センチほどの積雪があった。縦走路を左に35分で三郡山頂である。
サンドイッチの昼食を5分で、縦走路を宝満山へ。
宝満山山頂直下の鎖場は、雪で滑りやすい。山頂神社にお参りして、引き返し、仏頂山の手前から「うさぎ道」経由で、昭和の森駐車場に戻る。
(11:53)昭和の森駐車場発、(12:54)難所が滝、 (13:51)三郡山山頂 昼食10分(14:48)宝満山山頂、うさぎ道経由 (15:55)昭和の森駐車場着
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