2007年12月22日土曜日

アランフェス協奏曲


 昨夜は、たぶん今年最後の忘年会だった。一昨日も忘年会だったけど、なんとかブログを書いた。さすがに二連続目の昨夜は、週末でしかも三連休の前夜ということで、早々と寝てしまった。
 しかし、今朝はあいにくの天気だ。今日は、読書と音楽鑑賞かなあ。

 ということで音楽鑑賞。
 注文していたCDが昨日入荷していて、今朝から何度も聴いた。パコ・デ・ルシアが奏でる「アランフェス協奏曲」である。
 先日、サビーカスのフラメンコを聴いたあと、近頃のフラメンコも聴いてみたいと思い、ネットでフラメンコのCDを物色していて興味を持ち、注文していたものだ。
 フラメンコのパコが、どんな演奏をしているのか興味をもった。先日、読んだ「カディスの赤い星」の作家、逢坂剛さんが解説を書いているのも一興である。
 で、聴いてみて、意外とまじめにクラシック音楽の演奏として取り組んでいるというのが、正直な感想である。もちろん、フラメンコの名手であるから、それらしいところが随所に見られるというが、これはあくまでもクラシック曲の演奏である。しかも、ライブ録音の協奏曲ということで、なんだかギターが控えめに感じてしまう。彼の演奏にはもっとフラメンコを期待したのだが。
 ま、パコ・デ・ルシアは、フラメンコを聴くのが一番ということか。
 「アランフェス協奏曲」は、イエペスのレコードを持っているけどこれはめったに聴かない。一番好きなのは、ジュリアン・ブリームのギターとジョン・エリオット・ガーディナー指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏。イエペスのは流れているように聞こえるけど、これは、ギターの一音一音がきれいです。残念ながらテープでしか持っていないけど。

 

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