年始の「のだめ」の指揮者コンクール最終選考で指揮者千秋のライバルが引き当ててずっこけた曲が、ラロのスペイン交響曲だった。
そうしたら、昨日の朝のNHK・FMでそれをやっていた。私の持っているLPと同じロザンタール指揮、コンセール・ラムール管弦楽団でヴァイオリンがグルーミオー。
「交響曲」となっているが、これは5楽章からなるヴァイオリン協奏曲だ。指揮者よりもヴァイオリンの個性が前面に出やすい曲だろうか。
随所にフラメンコのメロディと重なるものが出てくる、スペイン情緒たっぷりの名曲である。
特に第四楽章の懐かしくも哀愁あふれる美しいメロディは、一度聴いたら忘れられない。
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