レコード屋でクラシックのCDを探していた時、妙に気を魅かれるジャズのCDがあった。CDというより、そのジャケットの写真の女性に魅かれたのだ。
それがこのアリッサ・グラハムの「エコー」というCD。
アリッサ・グラハムは、全く知らない歌手であったが、どうしても聴いてみたくなって迷った挙句、買ってしまった。
それが、予想外によかった。ジャズのところにあったのだが、ジャズというより、ボサノバも入っており、ポピュラーのCDに近い。しっとりとした優しさが全体に溢れていて、聴いていて心地よい。
また、ビリー・ホリデイのために創られたが、直後に彼女が亡くなったのでお蔵入りになっていた「インヴォルヴド・アゲイン」という曲が、彼女によって日の目をみたという。なるほどとうなずく曲だ。
最近の新しい録音のジャズCDも聴いてみたいなと思っていたので、ちょっと高かったが、これは買ってよかった一枚である。
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