本屋を覘くのも楽しみの一つだ。
今日もぶらりと立ち寄ったら、「ミステリが読みたい!」という本が店頭に並べてあった。早川書房が出した年間ベスト・ミステリの紹介本である。
この手のものとしては、既に宝島社から「このミステリーがすごい!」がでているし、週刊文春も毎年暮れに「傑作ミステリーベスト10」を発表している。そのほか類似の企画がいくつか出されているようだが、まあ先の二つがベストミステリーものとしては定着しているのではないか。
ここに、ミステリー界の老舗(だと思いますが)早川書房が新たに参戦したのは何故か。ミステリー愛好者としては、選択の指針が増えたことは歓迎すべきことかなとは思いますが。
ところで、この中身を見て愕然とした。私は、「海外部門」、「日本部門」、それぞれ20位までに挙げられている作品を、どれ一つ読んでいないのだ。ミステリー読書を趣味の一つとしている身としては、恥ずかしい限りである。今年になって、ミステリー(広義)を読んだのは、「行きずりの街」のたった一冊だけ。ミステリーに分類できる本を買い込んだのは何冊もあるのだが、全て積読になっていた。
大いに反省して精力的に読みたいと思いました。
ところで、 早川書房は、「ミステリー」を「ミステリ」と最後を延ばさない。前者が一般的だと思うのですが、何かこだわりがあるのだろうか?
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