2009年5月27日水曜日

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第15番


ベートーヴェン弦楽四重奏曲第15番イ短調

アルバンベルク弦楽四重奏団

 先週後半から体調を崩し臥せっておりました。咳などもあって、微妙な時期ですので、おとなしくしていました。

 結局、単なる風邪だったのですが、ちょっと不安でしたね。年をとると、何よりもやはり健康が一番だと痛感します。

 そこで聴きたくなったのが、このベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番だ。第9などの大作を書き終えたベートーヴェンが、晩年に力を注いだのがこれらの弦楽四重奏曲だそうで、とっつきにくいけれど聴くほどに味がでてくる作品群である。

 中でもこの15番は、作曲途中に重病にかかり、作曲を中断させられた後、幸い重篤にならずに平癒した彼が完成させた名曲で、「神への感謝」と「新しい力」を感じながら挿入した第3楽章は、しみじみとした感じで、何度でも聴きたい楽章である。

 健康に回復したことに感謝しながら、今もこの曲を聴きながらブログを書いています。 

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