2009年5月17日日曜日

九重 黒岳







黒岳(くろだけ 1587m) 



 黒岳は、九重山群の北東部に位置し、原生林と美味しい水で人気のある山である。勿論、僕の大好きな山の一つでもある。



 元の職場の山仲間と6人で早朝6時半から登り始めた。男池からの往復が一般的なコースだが、今回は、白水鉱泉の黒嶽荘横から登り、前岳を経て黒岳の山頂高塚山に登頂し、風穴のほうに下り、奥ぜり、そばばっけを通って男池に下りてくるという、ちょっとだけきつい縦走コースだ。



 目当ては、ツクシシャクナゲ。もうちょっと遅いかもしれないと思っていたが、前岳から高塚の間には、まだまだ美しいシャクナゲがたくさん咲いていました。



 登り始めは、苔むした岩の多い急な登りであるが、深い森の趣があって楽しい。案の定、シャクナゲは、前岳までの一番美しいところでは既に散ってしまっていた。が、花の跡を見ながら、盛りのころの美しさを想像しながら登るのも楽しい。



 人工林とは違う自然林の中の登山道は、歩いていて気持ちがいい。



 天気予報通り、曇り空からはポツポツと雨が落ちてきたが、本降りにならず済んだ。



 前岳を過ぎて、ピークを二つほど超えるのだが、これは結構な急な上り下りであったが、ゆっくり歩いたのと、涼しい天気のおかげで疲れが少ない。



 上台といわれるピークの近辺では、ツクシシャクナゲがまだ咲き誇っていて楽しめた。



 黒岳の山頂は、高塚山と言われている。高塚で昼食休憩ののち、急坂を風穴のほうへ下る。風穴からは、奥ぜりといわれる岩の多いゴロゴロした道をゆるやかに下って、そばばっけを経て、冷たくて美味しい隠し水を飲み、原生林の爽やかな緑の中を男池に向かう。



 男池は、九重山群に降った雨が数十年を経て湧き出ているという湧水池で、日本の水百選に選ばれている澄み切った美味しい水がこんこんとわき出ている。



 男池園地の駐車場に停めていた車2台に分乗して、登山口の黒嶽荘まで戻り、やまなみハイウェー横の牧場の温泉館で汗を流し帰路に就く。



 おっと、僕は朝日会の例会に参加するため、くじゅうやまなみキャンプ場に向かう。



 キャンプ場では、朝日会の、既にハイキングを終えたメンバー5人と合流し、キムチ鍋を作ってビールで盛り上がった。



 この日は、全く久しぶりに「国士無双」を上がり、麻雀でも大勝利であった。



 翌日は、筋湯温泉のうたせ大浴場に浸かって帰る。



(6:40)黒嶽荘横登山口発、 (8:26-48)前岳、休憩



(10:31)黒岳山頂(高塚)、昼食、(11:28)下山開始、 



(12:07)風穴、(13:03-20)ソババッケ、休憩、 (14:07)男池園地駐車場着



  

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