飯盛山は、福岡市の西南部にこんもりと突き出している独立峰で、名前の通りの大盛りごはんみたいな形の山である。低山ではあるが、山頂直下は、かなりの急登となっている。
この山は、ガイドブックには、山頂から見る福岡市の夜景がとてもきれいだというので夜間登山に最適の山として紹介されている。今日は、その下見に来たつもりである。
登山口となる飯盛神社の駐車場に車を置かせてもらい、ゆっくりと登る。右手に飯盛神社の参道、左手に文殊堂を見ながら舗装道路を登ると、遠くからでも山腹にはっきり見える大きな石の鳥居がある中宮跡にでる。その鳥居の手前に右に山道が登っている。
ここから、30分の急な登りで、山頂に立つことができる。 山頂には、巨木が立ち並んでいるので、それほど展望がいいとは言えない。夜景を見るのは、樹間の狭い空間からということになろうか。まあ、それほど夜景が期待できるとは思えなかった。
下りは、途中から右に「王桜」と名付けられた大きな桜の古木を見て、百貫石から中宮跡に。それから、また「かぶと虫の森」のほうに登り返し、「かぶと虫の森」の看板から左に古道を下って文殊堂に出た。
文殊堂の横には「知恵の水」という湧水があり、名水なのかたくさんの人が水汲みに来ていた。 ここから飯盛神社の駐車場はすぐである。
山歩きとしては、あまりにもあっけない、ハイキングの山である。
帰宅する前に、ガイドブックにある温泉「福重の湯」で汗を流そうとしたが、すでにつぶれてなくなっていた。
(11:45)飯盛神社駐車場発、 (12:35-13:05)飯盛山山頂、
(13:24)中宮跡、 (13:39)かぶと虫の森、(13:53)文殊堂、
(14:07)飯盛神社駐車場
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