2008年7月27日日曜日

井原山のオオキツネノカミソリ




井原山(いわらやま 983m) 

 九州で、この季節になると華々しく咲くのは、やはり「キツネノカミソリ」であろうか。佐賀県の多良岳(たらだけ 982.7m)が、群生地として有名であるが、福岡県にも田中澄江さんの「花の百名山」に挙げられている古処山などに素晴らしい群生地がある。

 今日登った井原山は、その中でも、感動的なくらいオオキツネノカミソリが登山道脇に群生している。7月下旬から8月上旬が見ごろだというので、出かけた。

 登山口となる水無し鍾乳洞の駐車場は、この時期には満杯で、近くの林道にも車がずらりと停められている。今日は、たまたま、帰宅する車が出たところだったので、そのあとに突っ込んだ。

 冷気が霧となって吹き出ている鍾乳洞をちょっとだけ覘いて(立ち入り禁止のロープが張ってある。)、登山開始。

 沢沿いに少し上ると、登山道の両脇には、オオキツネノカミソリがちらほらと咲いている。今年は、かなり少ないようだ。さらに登って群落地でも、多いときの5分の1くらいの花か。まだ蕾がたくさんあるけれども、それにしてもかなり少ない。

 5合目くらまで登ると、もう花は消える。

 渓流に別れて、急斜面に取り付く。この急斜面は、時間は20分くらいと短いが、酷暑の中での急登は堪える。団体を何組か追い越したところで、吐き気がしてきたので、小休止。団体を追い越すのは、とてもエネルギーを使う。

 山頂は、老若男女多数の登山者で大賑わいで、ごった返していた。

 定番、冷やし中華の昼食をとり、往路を引き返す。

(9:44)水無鍾乳洞駐車場発、 (10:49)井原山山頂、昼食、

(11:23)下山、往路を戻る、 (12:12)水無鍾乳洞駐車場

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