2008年7月22日火曜日

九州交響楽団と福岡出身の声楽家による歌劇「カルメン」ハイライト

 先日、カルメン・レクチャーコンサートがアクロス福岡であったことは、ブログで書いた。
 今夜は、その本番に福岡シンフォニーホール行ってきた。
 指揮              飯森 範親
 カルメン    メゾソプラノ 手嶋 眞佐子
 ドン・ホセ   テノール   青柳 素晴 
 エスカミーリョ バリトン   原  尚志
 ミカエラ    ソプラノ   持松 朋世
という演者でした。
 メリハリの利いた、歯切れのいい指揮者に九州交響楽団はなかなかいい演奏をしてくれました。ただし、打楽器がテンポが遅れ気味だったのはいただけない。
 メゾの手嶋さんは、とても素晴らしかった。あんなに艶があって芯のあるきれいな声の歌手は、日本人にはなかなかいません。とても感動しました。
 テノールの青柳さんも、よかった。こちらもきれいな高音がきちんと伸びて、気持ちよく安心して聴けました。将来が楽しみです。お二人とも、もっともっと活躍して欲しいと思います。
 バリトンとソプラノは、残念ながら格が違う。声が音を捉えていません。正直言って、聴くに耐えなかった。
 が、まあ、カルメン組曲も初めて通して聴いたし、全体的に楽しめました。
 こんなコンサートがもっと頻繁にあればいいと思います。

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