蓼科山(たてしなやま 2,530m)
霧ヶ峰(きりがみね 最高点は車山 1,925m)
美ヶ原(うつくしがはら 最高点は王ヶ頭 2,034m)
八ヶ岳から下山して、茅野市の友人の別荘に泊めていただいた翌日22日は、友人が蓼科山まで同行してくれることとなった。
八ヶ岳から下山して、茅野市の友人の別荘に泊めていただいた翌日22日は、友人が蓼科山まで同行してくれることとなった。
蓼科山は、八ヶ岳山塊の北端に位置し、その美しい姿から「諏訪富士」とも呼ばれているようである。もちろん深田久弥さんの日本百名山の1峰である。
あいにくの雲空であったが、友人の同行で、気持よく登ることができた。
登山口は、白樺湖から車で行け、一番短時間で登ることができる7合目登山口である。大勢の登山で賑わうところである。
登り始めは、気持のいい自然林の中であるが、将軍平の蓼科山荘を過ぎてからは、全てが岩歩きである。大きな岩がゴロゴロ、ゴツゴツしている上を、足をくじかないように注意して登る。
山頂も岩石だけの殺風景なもので、ガスってよく見えなかったが、中央部が少し低くなって、真中に小さな社があるみたいだった。
晴れていれば展望はいいのだろうが、何も見えず。友人が持ってきてくれた温かいミルクティーを飲んで下山した。山の中腹では、既に紅葉が始まっていた。
登山口で、友人と別れ、僕はそのまま、百名山二山の頂を踏むため霧ヶ峰方面に。
さすがにガスっているせいか、連休というのに車が少ない。車山の肩の駐車場もまだ余裕があった。 霧ヶ峰もその次に行く美ヶ原も深田氏によれば「登る山」ではなく、「遊ぶ山」なのだそうだが、時間のない僕にとっては、「山頂を踏む山」であった。高原の中の広い道をゆったりと登ればいつの間にか、大きな建物の建つ車山の頂に着く。登山という感じはまったくしない。ガスの中にもかかわらず、たくさんの観光客で賑わっており、ザックをしょって歩くのが恥ずかしいくらいだった。
車山の肩に戻り、レストランで昼食を済ませて、本日の最終目的地美ヶ原を目指す。晴れていてばいいドライブコースなのであろうが、雲では周りの景色も楽しめない。
美ヶ原高原ホテルの駐車場に車を停め、美ヶ原の最高点王ヶ頭から王ヶ鼻まであわただしく往復した。晴天であれば、ゆったりとした高原を楽しめたであろうになと思ったり、地元九州の九重高原や霧島高原も負けていないなとか思ったりして駆け足気味の往復となった。
これがいけなかった。駐車場まであと1キロというところで左足の裏に痛みを感じた。しまった、豆を作ってしまったみたいだ。普段から登山以外では長時間歩くことが少ないから、足裏がすっかりやわになっている。
高原ホテルに宿を求めて、風呂につかりながら足裏を観察したら、やはり大きな豆ができていた。
ということで、後半のメインであった南アルプス仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳は幻となった。無理をしないことが信条であるから、これでよしとしようとは思うけれど、やはり悔しい。
よし、次は両山と御嶽を登ろうと決めて、帰路についた。
(6:55)蓼科山7合目登山口、 (8:08)将軍平蓼科山荘、
(8:40-9:00)蓼科山山頂、 (10:03)7合目登山口、
(10:58)ビーナスライン車山肩登山口、 (11:24-40)車山山頂、 (12:01)車山肩、
(13:23)美ヶ原高原ホテル発、 (13:57)王ヶ頭、 (14:18)王ヶ鼻、
(15:20)美ヶ原高原ホテル着 泊
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