2009年9月13日日曜日

火天の城


 朝からの雨で、山登りは中止。散髪と映画に振り向けた。

 久しぶりの映画は、宮大工岡部又右衛門が信長の命で安土城を築城する物語。山本兼一の原作は、第11回松本清張賞を受賞したというから、ミステリータッチかなと思ったが、全く違いました。

 大工の棟梁が様々な人々の支えで化け物のような城を築いていく人間の物語。セットには数百万円の檜の柱を使ったり、台湾にまでロケをしたというから大がかりで凝った創りだ。三時間近くの大作であるが、コンピューターグラフィックも使ったあっという間の面白い作品である。

 ただ、熱演の西田敏行ではあるが、僕はミスキャストではないかと思ってしまった。これは、全く僕の独断だが、高倉健に主演させてみたかった。

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