2009年7月23日木曜日

モーツァルト 交響曲第25番


モーツァルト 交響曲第25番ト短調K183

カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 腰が痛くてむしゃくしゃするのでちょいと悪さをしに寄った。といってもたいしたことはなくて、パチンコです。

 近頃のパチンコはコンピューターのせいで、とても凝った演出になっている。が、それよりも意外だったのは、熱くなるシーンで、なんとモーツァルトの交響曲25番の第1楽章が使われていたことだった。それに先ほどの映画「点の記」でも印象的に使われていたヴィヴァルディの「四季の冬」の曲も。「点の記」の音楽監督池辺さんも真っ青かな。

 それに、僕の記憶では、以前にもパチンコでは、ホルストの「木星」やエルガーの「威風堂々」などが、なかなか効果的に使われていたようだ。

 ということで、帰宅してから改めてモーツァルトの25番を聴いた。僕は、映画「アマデウス」の中でもよく使われていたこの第1楽章がことのほか好きである。

 演奏は、ワルターとウィーンフィルのライブ盤が熱狂的な支持者もおられるなど人気があるようだが、僕はどうもこれはなんだかやたら慌ただしく、忙しく聞こえて、あまり好きではない。若いころからずっと聴いているベームのレコードの方が、ゆったりと、しかし劇的な感じで、モーツァルトを聴いているという感じで、好きである。

  ちなみに演奏時間は、
        第1楽章   第2楽章   第3楽章   第4楽章
ベーム盤   8分30秒  4分51秒  3分43秒  6分29秒
ワルター盤  4分49秒  4分22秒  4分03秒  3分52秒
 となっているが、これだけ差があるのも珍しいのではないだろうか。


0 件のコメント: