2009年8月11日火曜日

ヴェルディのレクイエム


 ヴィデオテープの整理をしていたら、こんなヴィデオが出てきたので、思わず全部見てしまった。

 カラヤンの指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団で、プライス(ソプラノ)、コソット(メゾ)、パヴァロッティ(テノール)、ギャウロフ(バス)をソリストに豪華絢爛たる演出のレクイエムである。ソリストはプライスの余裕、コソットの気品、ギャウロフの気迫、文句なしに輝いているし、何よりも映像にこだわったカラヤンの指揮をする姿が美しい。それに、なんと、髭のないパヴァロッティが美しい歌声を響かせている。一見の価値のあるヴィデオだと思います。現在はDVDで販売されているようです。

 ところで、レクイエムといえば、やはりモーツァルトやフォーレのが有名ですが、僕はやはりこのヴェルディのが一番好きです。これは、レクイエムらしくない、ヴェルディオペラの断片集だとかいう人もいるようですが、聴いていて楽しめるのはやはりこのヴェルディのレクイエムです。第二曲の「怒りの日」は、エヴァンゲリオンのCMでも使われたとか。

 僕は、いつもは、同じカラヤンとベルリンフィルで大好きなフレーニのCDで楽しんでいます。レクイエムを楽しんでいますと言うのは不謹慎かな? 

0 件のコメント: