2009年8月28日金曜日

福岡チャリティ歌舞伎


 昨夜は、博多座で行われた福岡チャリティ歌舞伎を観にいってきました。歌舞伎が特に好きなわけでもありませんが、観ればいつも面白いと思います。 今回は、福岡経済界のトップたちによる素人歌舞伎で、昨年に続き2回目ということでした。友人がその素人として参加しているので、出かけたわけです。 九電の松尾会長の弁慶役をはじめ、みなさんなかなかの熱演で、とても面白い催しでした。 福岡の経済や都市の規模が、こういった催しをやるのに最適なものだからこその実現でしょう。 文化や共生社会といったものを経済界が支えているといった意識を共有するためにも、このような催しが続けられることを願っています。 まあ、しかし、観客にいかにも中洲の高級クラブのママさんらしい人が多かったのは御愛嬌ですかね。

2009年8月24日月曜日

ひまわり


 日曜日、所用で九重高原に出かけました。登山じゃなくて残念でしたが、帰路にひまわりの群生地があり思わず車を停めて写真を撮りました。

 ひまわりは、子供のころから一番好きな花でした。ゴッホの絵や、映画の「ひまわり」畑は、特に記憶に焼き付いています。

2009年8月20日木曜日

宝満川源流コース







 源流コースといっても、いつものゴールデントライアングルコースです。

 非番だったので、ちょっと登ってきました。先日の豪雨で登山道が崩壊していないだろうかと心配だったので、見回りの山歩き。

 油須原公民館バス停から林道を少し上がって車を停める。登山道は毎年草が深くなっているようである。谷コースの入り口あたりがちょっとだけ渓流の流れが変わっているようだったが、あとは崩壊の個所もなく、いつもと変わらない静かな源流遡行コースである。平日とあって誰一人とも会うことなく三郡山の山頂に立つ。

 途中の立木にツルが巻きついているのが蛇みたいで、大の蛇嫌いの僕としては、蛇ではないとわかっていながらも、離れて通る。ところが、こんどは、道の上にマムシが出現。本日は二回も遭遇しました。

 三郡山から宝満山への縦走路は、さすがに宝満銀座で、たくさんの登山者に会いました。

 宝満山の山頂では、ほんの少しだけではあるけれど、秋の風を感じた気がしました。

(10:23)油須原公民館上林道発、 (11:57)三郡山山頂、昼食、
(12:20)三郡山発、 (13:05-13)宝満山山頂、
(14:05)油須原公民館上林道に戻る



2009年8月13日木曜日

デジタルオーディオ


大人のための新オーディオ鑑賞術(たくきよしみつ著)講談社ブルーバックス

 今また趣味のオーディオが静かなブームになっているようだ。雑誌などにも特集が目につく。団塊世代が退職を迎え、時間的にも経済的にも余裕ができた(?)せいかもしれない。

 僕も、退職したら退職金で、タンノイオートグラフみたいな高級なスピーカーを買ったりしたいなとか思っていた。が、現実は住宅ローンとかを返せば高級オーディオに回せるお金は無くて、まあ夢に終わりそうだけど。

 だけど未練があるから、こういった本に手が伸びる。

 CDからリッピング(意味がよくわかりませんが)したものをパソコンから無線で飛ばし、パワーアンプで鳴らすというのが、デジタル時代の効率的なオーディオ術ということであるらしく、なるほどと思うのでありますが、少しややこしくて、おじさんには勉強が必要です。

 しかし、少ない予算でいい音が聴けるみたいで魅力的な話ではあります。

2009年8月11日火曜日

ヴェルディのレクイエム


 ヴィデオテープの整理をしていたら、こんなヴィデオが出てきたので、思わず全部見てしまった。

 カラヤンの指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団で、プライス(ソプラノ)、コソット(メゾ)、パヴァロッティ(テノール)、ギャウロフ(バス)をソリストに豪華絢爛たる演出のレクイエムである。ソリストはプライスの余裕、コソットの気品、ギャウロフの気迫、文句なしに輝いているし、何よりも映像にこだわったカラヤンの指揮をする姿が美しい。それに、なんと、髭のないパヴァロッティが美しい歌声を響かせている。一見の価値のあるヴィデオだと思います。現在はDVDで販売されているようです。

 ところで、レクイエムといえば、やはりモーツァルトやフォーレのが有名ですが、僕はやはりこのヴェルディのが一番好きです。これは、レクイエムらしくない、ヴェルディオペラの断片集だとかいう人もいるようですが、聴いていて楽しめるのはやはりこのヴェルディのレクイエムです。第二曲の「怒りの日」は、エヴァンゲリオンのCMでも使われたとか。

 僕は、いつもは、同じカラヤンとベルリンフィルで大好きなフレーニのCDで楽しんでいます。レクイエムを楽しんでいますと言うのは不謹慎かな? 

2009年8月8日土曜日

御前岳、釈迦岳










御前岳(ごぜんだけ 1209m)、釈迦岳(しゃかだけ 1229.5m) 


 久しぶりの山仲間との山行である。腰の不安もあるので、この程度で我慢してもらった。しかし、なんてったって福岡県第1位と第2位の標高の山である。


 僕個人としては、ここは昨年3月以来である。それに、ここは、たいていは雪のある冬場か初春だけれど、今回は真夏、さぞ暑いかなと思っていたが、どうやらそれほどのことはなかった。自然林と渓流が、暑さから守ってくれる。それにしても、アブやブヨの多いこと。マムシにも遭遇したし。


 コースは、いつもの通り杣の里渓流公園の登山口から御前岳に登り、縦走路から釈迦岳へ。下山路を普賢岳に立ち寄り林道経由で杣の里渓流公園の登山口に戻る周遊コースです。


 下山路には、キツネノカミソリの群落地もあり、楽しい山行であった。最大の収穫は、腰痛が全く出なかったことで、むしろ行く前よりも症状はよくなったようだ。


  下山後は、グリーンピア八女の温泉で汗を流して帰路に就く。あ、ここの温泉の浴場の床は、畳張りでとても気持ちがよかった。


(9:15)杣の里渓流公園側御前岳登山口発、(10:54)御前岳山頂、 


(11:11)御前岳山頂発、 (11:58)釈迦岳山頂、昼食、  (12:30)釈迦岳発、 


(12:37-47)普賢岳、 (13:37)舗装林道(車道)、 (13:36)御前岳登山口着


2009年8月4日火曜日

螻蛄(けら)


螻蛄(けら)(黒川博行著)新潮社
 こういう小説をどのジャンルに整理したらいいのだろうか。最広義のミステリーに入るとは思うけれど、探偵も謎らしい謎もない。
 建築コンサルタントと称する半やくざの主人公二宮と、生粋の極道桑原との珍コンビが活躍するハードボイルド小説とでもいうのか。
 シリーズ化していて、「疫病神」、「国境」、「暗礁」に続く今回が4冊目となる。一作目の「疫病神」から、このコンビは「疫病神コンビ」とも言われている。
 二人の悪人主人公が、めちゃくちゃなことをやっていくのであるが、まあともかく面白いことは、面白い。
 一作目は、産業廃棄物にからむ利権に、二作目は詐欺師を追って北朝鮮に、三作目は大手運送会社のマル暴対策費に金の臭いをかぎつけた桑原と二宮が大活躍。
 今回は、大宗教法人の暗部にくらいついて、ひと儲けしようと大活躍。おとしまえはきっちりとつけましょう。
 コンビの二人のやり取りが、1作目から絶妙でそちらでも笑わせますよ。
 なお、2作目までは新潮文庫に、3作目は、幻冬舎からそれぞれ文庫になっています。

2009年8月2日日曜日

狗留孫山




狗留孫山(くるそんさん 616m)

 朝日会の8月例会は、初めて九州を出た。アラカンは、夏場の山はきついので、観光を主体とした山歩きとなった。僕の腰痛の具合からもちょうどよかった。

 狗留孫山は、山口県下関市にある低山である。歴史の古い、由緒ある修禅寺が中腹にあるので、登る人も多いようだ。ちなみに、狗留孫(クルソン)とは、梵語で「実に妙なる成就」という意味だそうだ。 

 ナビに頼りきりで、小月インターを降りて細い山道をくねくねと登山口にたどりつく。 駐車場からは、きちんと整備された広い参道をゆっくり登る。弘法大使の立像がある急な石段を登ると、修禅寺の本殿がある。今日も行者が行を行っていた。

 山頂への登山道は、その石段の下から右に登り、さらに奥の院への道から左に登る。

 それほど苦労せずに山頂に立つことができる。登山としては、もの足りないが、腰痛も感じないでよかった。 山頂からは、天気がよければ日本海が一望できるようであるが、あいにくの曇り空で、今一つ。 

 下山後は、今回はキャンプではなく、大河内温泉の平田旅館に宿泊。

 翌日は、角島大橋を渡り、角島観光。角島大橋は、本土と島を結ぶ長大な橋で、、映画「ミッションインポシブル」を見ているような感じの美しい橋で、一見の価値がある。しかも無料で通行できるのがうれしい。

(10:57)参道入り口駐車場、 (11:15)修禅寺本院、
(11:48)狗留孫山山頂、昼食、 (12:13)下山、
(12:52)登山口駐車場、