モーツァルト 交響曲第25番ト短調K183
カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
腰が痛くてむしゃくしゃするのでちょいと悪さをしに寄った。といってもたいしたことはなくて、パチンコです。
腰が痛くてむしゃくしゃするのでちょいと悪さをしに寄った。といってもたいしたことはなくて、パチンコです。
近頃のパチンコはコンピューターのせいで、とても凝った演出になっている。が、それよりも意外だったのは、熱くなるシーンで、なんとモーツァルトの交響曲25番の第1楽章が使われていたことだった。それに先ほどの映画「点の記」でも印象的に使われていたヴィヴァルディの「四季の冬」の曲も。「点の記」の音楽監督池辺さんも真っ青かな。
それに、僕の記憶では、以前にもパチンコでは、ホルストの「木星」やエルガーの「威風堂々」などが、なかなか効果的に使われていたようだ。
ということで、帰宅してから改めてモーツァルトの25番を聴いた。僕は、映画「アマデウス」の中でもよく使われていたこの第1楽章がことのほか好きである。
演奏は、ワルターとウィーンフィルのライブ盤が熱狂的な支持者もおられるなど人気があるようだが、僕はどうもこれはなんだかやたら慌ただしく、忙しく聞こえて、あまり好きではない。若いころからずっと聴いているベームのレコードの方が、ゆったりと、しかし劇的な感じで、モーツァルトを聴いているという感じで、好きである。
ちなみに演奏時間は、
第1楽章 第2楽章 第3楽章 第4楽章
第1楽章 第2楽章 第3楽章 第4楽章
ベーム盤 8分30秒 4分51秒 3分43秒 6分29秒
ワルター盤 4分49秒 4分22秒 4分03秒 3分52秒
となっているが、これだけ差があるのも珍しいのではないだろうか。