2009年10月12日月曜日

いつもの宝満山




 せっかくの連休なのに、風邪気味で土日はおとなしく家で音楽を聴いていました。聴いたのは、サッチモとワーグナーですが、それはまた後日。


 今日は、まだ喉が痛かったけど、あまりの好天にさすがに山に登りたくなった。そんな時にはいつもの宝満山です。


 正午前に家をでて、竈神社の上の林道に車を停めて登り始めたのが十二時半。前回の正面登山道の崩壊箇所は、きちんと補修されておりました。で、一年半ぶりに「羅漢めぐり」のほうへ足を延ばした。「羅漢めぐり」の名称の由来は、登山道のあちこちの脇にたくさんの羅漢が置かれているところからでしょうか。これについては、「2008.1.26」の日記に書きました。


 この道には、また修行僧などの修行窟がいくつかあるのですが、その中でも有名なのが「伝教大師窟」です。登山道からは、ちょっとだけ、といっても1、2分だけ外れて登ったところにある窟(案内版もあります)です。伝教大師(最澄)が中国に渡る(804年)前に宝満山で修行した時の窟だそうですが、狭い小さなものだ。


 羅漢めぐりは、いったん、ぐんぐん下ってから登るので、山頂へは正面登山道を登るより30分ほど余計にかかるので、登山者は少ないのですが、自然がいっぱいだし、変化があるいいコースだと思います。


 山頂で昼食をとったあとは、正面登山道を下るのですが、袖すり岩のところから、崖をよじ登ってちょっとだけ寄り道した。亀岩や竈岩のあるピークです。亀岩はなるほどカメが立ち上がったように見えるし、竈岩は、三つの岩がまるで竈に使えるかのように配置されている(自然の配置)。


 その一つに、福岡では有名な仙厓和尚の書いた「仙竈」という文字が刻まれている。見事な字です。 そんな寄り道をしながら下山した時には、喉の痛みもすっかり軽くなっていたから、やはり汗をかいたのがよかったのだろうか。


(12:25)正面登山道竈神社上林道に駐車、


(13:20)羅漢めぐり入口、 (14:03)宝満山山頂、昼食


(14:30)下山、竈岩まわり、 (15:18)駐車場所に戻る


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