3日土曜日は、朝日会の10月例会で、浅間山(あさまやま 831.5m)に登った。浅間山といっても、長野、群馬に聳えるあの日本百名山の山ではなく、福岡県東峰村にある低山である。
山と渓谷社の「福岡県の山」にも紹介がなく、近頃まではほとんど登る人もいなかったという静かな山です。が、自然いっぱいのなかなかいい山でした。
福岡やぶこぎ探検隊の滝澤昭正氏が「福岡県無名山301」(西日本新聞社)という本で「とびきりの無名山」として紹介されてから、だんだんと人気が出たきた山である。
現在では、JR筑前岩屋駅からの案内表示もされていて登りやすくなっている。林道を車で少し登った所に登山口があるが、登山口までの道はややわかりにくいかもしれない。
登山口をはいると、いきなりきれいな滝が歓迎してくれる。この滝の右側を巻いて登ると滝の上部に出て、あとは右への尾根ルートと大きな岩に挟まれた谷ルートに分かれる。
今回僕らがとった、登り尾根ルート、下り谷ルートが多分歩きやすいのではないかと思います。
尾根ルートは、急な尾根をひたすら山頂を目指し登り続けるということになる。一時間足らずではあるが、結構急な登りである。
長方形の山頂は、10人もいれば満員状態になるほどの狭い山頂であり、現在では樹木が茂り、展望を妨げている。
下山は、登ってきたのと反対側に下る。いったん急降下してまた登り返すと、小さなピークの上で、岳滅鬼山への縦走路と左へ谷コースへの下りとの分岐となる。しばらく山あいの静かな緩やかな道を下るとだんだんかれ沢から水の流れる谷へと下っていく。
随所に炭焼き窯のあとがある、変化のある面白い道である。
大きな岩の手前で、土石流の跡が目につくと、やがて尾根コースと合流する。
上り下りとも1時間程度の歩きで、程よい疲れのいい山歩きであった。
東峰村保健福祉センター「いずみ館」の風呂で汗を流し、岩屋キャンプ場に泊まる。
翌日は、学校の跡を利用した「ほうしゅ楽舎」で田舎料理の昼食をとり帰宅しました。
(10:08)登山口発、尾根コース (11:14)浅間山山頂、昼食、
(11:44)下山、谷コースへ、 (12:56)登山口着
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