2009年6月8日月曜日

雁俣山







雁俣山(かりまたやま 1315m)



 6日土曜日、朝日会の6月例会で雁俣山に登った。雁俣山は、熊本県の中央部、九州山地の中央付近にある地味だが自然あふれる山である。山奥にあり、アクセスがあまり良くないので(もっとも、車なら簡単だが)静かな山であるがあ、近年では、カタクリの自生地が有名になり、花の時期には結構賑わっているらしい。



 旧砥用町役場の前あたりから国道445号線を南にくねくねと登ったところが、二本杉峠で、ここが登山口。トイレや土産物を売っている売店までもあるから驚き。



 広い平坦な道を進むとやがて横木で整備された急な登りとなる。すぐに左にカタクリの自生地との分岐点にでる。案内表示は、左に「カタクリ」とだけあり、肝心の山頂への表示がないので迷ったが、直進して急登する。この登りが、雁俣山の南峰でピークを踏んだら急な下りとなる。鞍部に下りつくと、左からカタクリ自生地からの道と合流し、急な登りをひと登りで山頂に飛び出る。



 あいにくの曇天で、展望は全く得られなかった。昼食を済ませて下山。鞍部からは、今度はカタクリの道のほうへ。原生林の緩やかな道は緑がきれいで、ちょっとガスって幽玄な感じも出ている。



 カタクリはあいにく花はすっかり終わっており、いくつかには、実がなっていた。片栗粉の原料なんだろうが、我が国の片栗粉は現在では、ほとんどがジャガイモから作られており、本物の片栗粉は、一割程度とか聞く。



 上りも下りもあっという間で、山登りとしては物足りないが、アラカンの山としては適当か。



 あ、アラカン=アラウンドカンレキです。



 下山後は、雁俣の湯で汗を流し、「美里ガーデンプレイス」のキャンプ場に泊まり、いつもの通り寛いだ。麻雀も実力を発揮でき、幸せな休日でした。



(10:36)二本杉峠登山口、 (11:34)雁俣山山頂、昼食、 (12:00)下山、 



(12:48)二本杉登山口に戻る

0 件のコメント: