ブラームスヴァイオリン協奏曲ニ長調
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲は、ベートーヴェンのそれが一番好きで、一時はそればかり聴いていた時期がある。今でも、一番好きなことには違いないが、ここ数週間はこのブラームスの協奏曲ばかり聴いている。もともとこのCDは、メンデルスゾーンの協奏曲を聴くために買ったので、ブラームスのほうはあまり聴いていなかった。それが、FMで流れていたのを聴いたのがきっかけで、なかなかいいじゃないかと思って、あらためて聞き惚れているところだ。
第1楽章と第3楽章のスケールの大きい逞しさと対照的に、第2楽章のなんともいえないしみじみとした感じは、聴くほどに味が出てくる。何度でも繰り返し聴いていたいと思うほどです。
このCDを録音したときのムターは、まだ10代の少女でしょうが、カラヤン指揮のベルリンフィルに臆することなく、堂々と自由に表現しているよう感じます。
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