涌蓋山(わいたさん 1499.5m)
涌蓋山は、九重連山の西北に聳える独立峰で、やまなみハイウェイや久住山からもひときわ美しく見える秀峰である。
見る場所によっては、富士山のような美しい形をしているので、「玖珠富士」とも呼ばれているようで、日本三百名山に列せられている。
22日は、朝日会の11月例会でこの涌蓋山に登った。
登山口は、数年前の鉄砲水で流されてしまったひぜん湯(疥癬湯)からである。温泉のあったところは、整地され、川には新しい橋が架けれれている。橋の手前の民家の空きスペースが有料駐車場(300円)となっており、5~6台は駐車できる。
橋を渡ったところが登山口で、ちょとだけ急登すると笹の茂った緩やかな山すそを登ることとなる。
やがて草原の中を緩やかに登っていく。快晴の空の下、数日前の寒さがうそのようで、とても気持ちがいい草原歩きである。
前方に牛の放牧場が現れ、その右脇を通りぬける。未舗装の車道に出て左に少し進むと、右に涌蓋越えの指導標があり、ここからが稜線を直登するきつい登りとなる。
しかし、時間的には30分ほどで、疲れを感じ始めるころには、女岳と呼ばれているピークに着く。ピークには、標識があるが、何と書いてあるか読みにくい。
ここから涌蓋山の山頂を見あげると、まだまだ相当の急登だなあと感じるが、とりついてみるとそれほどのことはなく、15分もかからずに山頂に達することができる。
山頂は、東西にべたっとした長方形であり、中ほどに山頂標識が立てられている。
展望は、素晴らしく、九重連山や阿蘇などの大パノラマが広がっていて、いつ登っても去りがたい気分になる。
昼食後、往路を戻る。
秋晴れの山歩きは、とても気分がよかった。
下山後は、筋湯温泉の温泉付貸し別荘に泊まる。
仲間で、餃子や特製常夜鍋を作って、愉しんだ。
天気にも山にも料理にも恵まれたいい朝日会例会だった。
(10:10)ひぜん湯登山口発、 (11:25)涌蓋越し、 (11:56-12:08)女岳、
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