2008年2月26日火曜日

花粉症

 嫌な季節がやってきた。花粉の飛ぶ季節である。もう20年以上も花粉症で苦しんでいる。私の場合は、かなり重症で、くしゃみは勿論、目のかゆみ、鼻汁、顔のむくみ、咳がひどくなり、体調によっては呼吸が苦しくなる。
 そんな私が、山登りが趣味と来ているから始末が悪い。山から帰ってきては、花粉症がひどくなるのだ。わかっているけど山登りはやめたくない。
 症状を抑えるのは、薬に頼っている。今、二月に入ってから飲んでいるのは、「クラリチンレディタブ」。水なしに飲める薬で、眠くならないし、一日一錠でいいから便利だが、効き目が弱い。少しひどくなったら、「アゼプチン」を飲む。一日二回。少し眠くなるのが欠点。
 さらにひどいときには、「セレスタミン」を飲む。これは、「ステロイド剤・抗ヒスタミン剤の合剤」だから常用しないようにとのこと。浜六郎さんの著書「飲んではいけない薬」の中では、「危険な薬」に分類されているけれど、とてもよく効くので、いざというときのために、手放せない。
 5月の連休くらいまで、嫌な季節が続く。

2008年2月25日月曜日

歯と爪




歯と爪(ビル・S・バリンジャー著 大久保康雄訳)創元推理文庫

 先日紹介した「ミステリ十二か月」の一つの章が未読となっていた。章の冒頭に、「歯と爪」のネタばれ注意のコメントがあったからだ。「歯と爪」は、十年以上も前に購入していたのだが、ついつい読むのを先延ばしにしていた。これをいい機会に、ついに袋を切って読んだ。

 とても判りやすい文章で、翻訳物という感じがあまりない。それにプロットもそれほど複雑ではなく、理解しやすい。そうなのに、やはり最後まで謎が続く。なかなか面白いミステリーだと思う。

 それよりも、この本の面白さは、その装丁である。写真のように最後の5分の1くらいが袋とじになっていて、この部分を開けずに出版元に返却すれば、お金を返すという。続きが読みたくて開けずにはいられないでしょうと読者に挑戦しているのだ。そんな手間ひまかけて返本する人がいるかどうかは別としても趣向としては、とても面白い。こういった本は、もう一冊買って一冊は未開封のまま保管する人もマニアの中にはいるそうです。

 しかし、この物語のトリックやそのほかのことについては、北村薫さんが「ミステリ十二か月」の中で言われているとおりだと思います。

2008年2月23日土曜日

白口岳

白口岳(しらくちだけ 1720m)
 そろそろマンサクの花が気になる季節だ。昨年は、3月10日に登ったらやや遅かったかなという感じがあったので、ちょっと早すぎるかもしれないとは思ったが、登ってみることとした。
 久住高原の久住南登山口の近くに「沢水(そうみ)キャンプ場」があり、そのすぐ側に「沢水展望台」がある。この横が駐車スペースで、普通車が10台くらいは置ける。 昨年3月は、ここから東に歩き、「くたみ別れ」から鍋割り峠、佐渡窪、鉾立峠、白口岳と登り、稲星越から下って帰ったので、今年はその逆コースを登ろうという計画だ。
 林道を北に少し歩くと、山道となり、すぐに急な登りとなる。登山道には、雪はほとんど見られないが、高度を上げるにつれ、岩と岩の間の残雪が氷結しているようになる。足を滑らせないように慎重に登る。やがて、ほとんど岩場になり、残雪も増えてくる。
 昨年あちこちに咲いていた「マンサク」は、全く見えない。岩場の直登から左にトラバース気味に登るようになる頃には、岩の上の残雪も氷結しており、いよいよ慎重な登りが必要だ。
 稲星越直下あたりでは、雪がとても深くなり、他の登山者のふみ跡は全く見られない状態となった。登り始めの頃は曇りだった天気が徐々に良くなり、辺りがよく見渡せるようになってきたので、方向の見当が付けられるが、登山道はもうほとんど判らないような状態になってきた。ところどころ、黄色のペンキや、整備してある横木などが見られ、登山道から大きく外れていないことが確認でき、安心する。


 稲星越には、「マンサク」の代わりに「樹氷」が待っていてくれた。分岐点に標識が立っているが、周りは一面の雪原で、登山道がどうなっているのか全くわからない状態だ。


 これほどの積雪があるとは、全く想定していなかったので、計画では、まず稲星山に登り、それから分岐まで引き返して、白口岳から鉾立峠に下ることとしていた。


 ところが、すぐ左手に見えるその稲星山の山頂への道が全く判らないのだ。ここらへんが登山道かなと見当を付けて歩いてみるのだが、ズボズボと太ももの上辺りまで雪にのめりこむ。片方の足だけがのめりこむと、そちら側に転倒しそうになってひどく疲れる。ほとんどラッセル状態であちこちうろうろしてみたが、雪が深くなるばかりで、体力を消耗する。覚悟して登れば山頂は見えているのだから、大丈夫なのだが、体力と時間を考え、15分ほどうろうろした後、今回は稲星山はあきらめることとした。


 とは言っても白口岳への道もほとんど判らない状態だ。かすかに雪原に凹みが見えるようなところが道だろうと見当をつけ、歩き出す。これが、またズボズボとめり込む。何回か転倒しながら、20分程でどうにか白口岳山頂に着いた時には、もうヘトヘトになっていた。それに風がやたらと強い。山頂標識は、凍り付いて字が読めなかった。








 数分休憩した後、計画の鉾立峠への道へ踏み出したが、ここもすごい積雪である。鉾立峠からこの白口岳への登りは、九重連山でも最高に急な登りであると聞いているし、確かに昨年登ってきたときはとてもきつかった記憶がある。ということは、下りも最高に急だということだ。思案したが、危険を避けるため、今回は、往路を引き返すことに決断した。単独行だからの慎重さである。


 またまた、ズボズボの雪の中を引き返す。ほんとに大変くたびれるが、今度は自分のふみ跡をたどれるから少しは楽だった。


 期待した「マンサク」は、全く見ることができなかったが、そのかわり美しい樹氷と紺碧の空の下での雪をかぶった美しい九重連山を見ることができて、まあ、良しとしようか。


 ラッセルで普段使わない足の筋肉を使ったせいか、下りの岩場では、足がつりそうになって怖かった。誰一人通らない雪山で動けなくなったら、凍え死ぬ恐れもあるのだから。


 しかし、上りも下りも誰一人登山者と会わなかったが、皆さん、「マンサク」の情報も積雪の情報も持ってらっしゃるのでしょう。私も、もっと情報を得てから登山計画を立てないといけないなと反省した。


(9:46)沢水(そうみ)展望台横駐車場発、 (11:46)稲星越、
(12:02)白口岳へ(12:20)白口岳山頂、 (12:26)白口岳発、往路を戻る。
(12:46)稲星越、 (13:10~27)途中、昼食、 (14:38)沢水展望台横駐車場着

2008年2月22日金曜日

ベートーヴェン ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス

ベートーヴェン ヴァイオリンと管弦楽のロマンス第2番ヘ長調作品50
(ヴァイオリ)ユーディ・メニューイン フルトヴェングラー指揮フィルハーモニア管弦楽団
 前回聴いたフルトヴェングラー指揮ベートーヴェン交響曲第5番「運命」のB面に収録されている2曲の「ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス」は、なかなかいい。これらの2曲のロマンスは、可愛くて甘美で名前の通りロマンティックな曲である。
 特に、第2番ヘ長調の美しいメロディは、一度聴いたら忘れられないし、誰でも好きなるのではないか。
 前橋汀子さんやグリューミオの名演奏もあるけれど、私は、やはりこのメニューインのレコードが一番好きである。ややゆったりとしたもの悲しい演奏が、古い録音とあいまってなんとも言えなく哀愁を誘う。
 これを聴くためにだけでも私には是非とも持っておきたいレコードなのです。

2008年2月21日木曜日

ベートーヴェン交響曲第5番「運命」


ベートーヴェン交響曲第5番ハ短調作品67「運命」

 交響曲の中から一つだけ選べと言われたら、モーツァルトの40番のように特別な想いがある曲もあるが、やはりこの第五番を選ぶ。

 私が一番最初に知ったクラシック音楽もそうだし、最初に買ったレコードもこの「運命」だった。以来、歌謡曲やフォークなども含めてあらゆるジャンルの音楽で、一番数多く聴いた曲もこの「運命」だと思う。

 曲の持っているインパクトが他と断然違う。出だしの「運命の動機」は、一度聴いたら忘れられない。それに、第一楽章から最終楽章まで無駄なくきちんと構成されている(と私は感じる。音楽理論はまったくわからないが、そう感じるのです。)ようで、聴き終えての爽快感がすごい。なによりも気分を高揚させてくれる。

 普段は、カラヤンとベルリンフィルのドラマティックな演奏か「鬼気迫る」名盤と評価の高いクライバーとウィーンフィルのを聴いているが、今夜は、フルトベングラーとベルリンフィルの(1937年録音モノーラル)を久しぶりに聴いてみた。

 前二つに比べると地味ではあるが、きっちりとした重厚な演奏で、さすがはと思えるものである。

2008年2月19日火曜日

ミステリ十二か月


ミステリ十二か月(北村薫 著)中公文庫

 帯には、「ミステリを読み始めた若い読者のための道案内」と書いてあるが、内容は入門の域を超えて、幾分マニアックなところもある内容の濃い文庫となっている。

 もともと読売新聞の子供向けミステリー案内として連載されたものであるらしい。それを文庫にするにあたって、第二部として、その連載の一つ一つについて、何故その作品を紹介したのかなどの背景や、作品に関する薀蓄が展開されている。

 また、第4部では、本格作家有栖川氏との対談で、さらにその選定についての妥当性などのやり取りが載せられているので、ぐんと内容が深くなって、かなりのミステリーフアンが読んでも楽しいものとなっているのではないか。

 内外本格作品の代表的な古典がかなり取り上げられているので、私も読んでいないものがたくさんあり、こういうのを読むとまたまた本を買いたくなって困るのだけど。

 なお、著者は、「ミステリ」と書いてあるが、私にはどうも違和感があり、私の文では「ミステリー」と書きたい。

 ところで、本格とは、推理小説のうち、謎解き、トリック、頭脳派名探偵の活躍などを主眼とするもので、英語では「puzzler」または「puzzle story」に相当する(権田萬治監修 海外ミステリー事典)ものだそうです。 

ダイエット

 太りやすい体質なのか、油断しているとすぐに体重が増える。学生時代は56㎏ぐらいがベストだったのが、徐々に太って70㎏を超えたのは、もう随分昔のことのようだ。ストレスが身についたのか、昨年の今頃にはとうとう76㎏になってしまった。こうなると、山登りがとてもきつくなる。
 男の美学、一念発起、昨年3月からダイエットを決意した。 方法は、簡単だ。少なく食べて、できるだけ運動をする。ラーメン等の麺類、焼肉、鰻、アイスクリーム、牡丹餅などが好きなうえ、お酒も大好きときているから、ほっとけばどんどん太る。
 だが、これらを食べないようにするのは、ストレスがたまるはずだ。そこで、食べる種類は一切変えないで、量だけを常に抑え目にすることとした。ラーメン・ライスはどちらも少しずつ残すなど、ちょっとだけ努力した。体重は毎朝起きたときに計測して記録する。
 運動は、可能な限り毎週どこかの山に登ることと、週二回以上45分以上のウォーキングをすることとした。
 やったのはこれだけである。これで、8ヶ月、昨年10月には63㎏にまで落とすことに成功したのだ。目標は62㎏だったので、まあ大成功かな。ところが、正月を挟んでちょっと油断したのか、今年2月に入ってまた64㎏を超えた。そして16、17日の朝日会で、すき焼きを意地汚く食べ過ぎて、今朝は、とうとう65㎏を超えてしまっていた。所謂、リバウンドというのかな。で、今週は毎日ウォーキングを課しています。
 さて、とりあえず今週中に64㎏を切り、今年中には目標達成といきたいものだ。