2009年7月13日月曜日

富士山 なんちゃって山頂




 ついに富士山山頂に立つ。
 先週金曜日10日、11日と先月に続き二度目の富士山に挑戦しました。

 勿論、梅雨明けの大混雑を避けての挑戦です。ただ、今回は強力な助っ人とがいました。ミクシーでの友人と一緒の登山となりました。

 天気も、天気予報の雨を覚悟していたのですが、望外の好天気となりました。
 9日の夜の最終便で上京し新宿に泊まり、翌日10日、中央高速バスで河口湖駅まで行き、そこでマイミクと合流し、河口湖口五合目まで車で富士スバルラインを登る。

 その日のうちに7合目まで登り東洋館に泊まる。ここまでは特に何の問題も無かった。天気も雲が多いものの晴れ間が見える。

 前回の高山病に懲りて、特効薬の「ダイアモックス」を処方して貰い、10日の朝から予防的服用し、スローペースで登った。どちらの効果かはわからないけれど、おかげで今回は高山病の兆候も無く登ることができた。

 翌11日は、夜明け前3時に起床してヘッドランプを点して山頂をめざす。心配した天気も上々で、登山道の残雪も無くそこらへんは全く問題なかった。

 問題は、強風であった。風が強くて吹き飛ばされそうになるし、ともかく寒い。

 東洋館からの上りは、まずは手強い岩場から始まる。まだ寝起きの体には相当こたえる。寒さに耐え切れず、普段は、九州であれば冬山でも半袖でも平気な私も、長袖の重ね着をした上に、とうとう防寒着の代わりに雨具を着込んでの登山となった。

 それにしても、きつかった。ゆっくりゆっくり登ったのに、息切れがして度々立ち止まり深呼吸をしながら登った。さすがは日本一の高山である。途中、何人もの人たちが疲れて座り込んだり、寝込んだりしていた。僕の登山歴の中でも何番目かのきつい登山であった。でも、最後はあっけなく河口湖口の山頂に飛び出る。東洋館を出て役3時間で山頂だ。

 山頂の浅間大社にお参りし、隣の山口屋で朝食の熱いうどんを食べ、一休みし、剣が峰を目指そうとしたが、風がとても強い。満足に立っていることもできない位の強風である。先に行った人たちが引き返してくる。とても這っても進めないくらいだという。大分逡巡したが、いさぎよく諦めて下山することとした。

 それぞれの登山口の山頂は、「なんちゃって山頂」とかいわれてもいるが、まあ、一応山頂の一部を踏んだのだから今回はよしとしよう。

 下山は、ブルドーザー道をつづら折に下る。あっという間の下山道であった。

 これで、僕の富士山登山は一応終わりとなる。いつかは剣が峰を踏みたいという気持ちはあるが、そう何度でも登りたくなるような山ではない。富士山は、やはり眺める山だと思う。

10日
(13:18)河口湖口5合目発、 (15:26)7合目東洋館着 泊
11日
(3:22)7合目東洋館発、 (6:25)河口湖口山頂着、
(7:06)下山開始、 (10:15)河口湖口5合目着


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